2024-06-03
築20年以上の家は適正金額で売却できるのかな?と心配されている人も多いのではないでしょうか。
古い家でも、適切な準備と工夫次第でスムーズに売却することができます。
この記事では、築年数が古くても価値を引き出すためのポイントを詳しく解説していきます。
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まずは築年数が古い不動産を販売するためにどんなポイントを知っておくとよいか基本的な情報を説明していきます。
築年数とは、建物が完成してから経過した年数のことを指し、売却するにおいて大事な要素のひとつです。
中古住宅は、「法定耐用年数」というものを基準に建物としての価値が評価されることになります。
建物の法定耐用年数は、構造によって以下のように分かれています。
・木造:22年
・金属造(軽量鉄骨造):19年
・鉄骨鉄筋コンクリート造:47年
一般的に築年数が多い程建物の価値としては下がっていきますが、中古住宅は新築よりも購入費用が抑えられるため買主にとってのメリットもあります。
買主の中には少しでも費用を抑えられる中古住宅を購入して、自分好みにリフォームするといった需要も多くあります。
住宅は、年月が経ち暮らしていることで劣化してきますが、家の価値が維持され、固定資産税の評価が見直される場合があります
その部分をリフォームで問題ない状態まで回復させることは、家の価値が維持され、固定資産税の評価が見直される場合があり、税金を抑えられれば購入検討者にとってメリットと感じる部分もあります。
しかし、主要構造部をリフォームとする、「スケルトンリフォーム」と呼ばれる工事は、住宅を一度骨組みだけにして全体的に改修を行うリフォームとなり、主要構造部に手を加えることになるため、住宅の見た目のみならず機能性や耐久性などが向上することで、必然的に建物の価値が上がり固定資産税もグッと高くなる可能性もあるの注意が必要です。
築年数20年以上の不動産を売却する際には、リフォームと更地の選択があります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、下記の表で比較してみましょう。
リフォームと更地、どちらにも一長一短あるので、目的や状況に応じて判断してみてください。
インスペクションを行うことは売り主側、買主側双方にメリットがあります。
不動産を売却する場合、売主は買主に対して契約適合責任を負います。
契約適合責任とは、売買契約の内容と実際に引き渡す不動産の状態とを一致させる責任のことです。
売主は契約適合責任を負う関係上、引渡し後一定期間内に隠れた不具合が見つかった場合は、売主の費用負担の上で修繕等をする必要に迫られます。
しかし、先にインスペクションを実施しておけば、不具合の有無が明確になるため後に買主と修繕などに関するトラブルが起こる可能性を抑制することに繋がります。
その他、売買契約で契約不適合責任の範囲や期間などを交渉しやすくなる点もメリットになり、決して購入者に特化したメリットだけでもないため、売却をお考えの際にはおすすめしたい付加価値となります。
尚、費用は物件種別(戸建・マンション)、大きさ、インスペクションの内容にもより異なりますが、5〜10万円(税別)となります。
検討される際は事前にお見積りを取ってもらえますので、売却価格決定時の諸費用の一つとして検討するのがおすすめです。
あわせてよみたい| インスペクションとは?不動産売却前に実施するメリットを解説
あわせてよみたい| 不動産売却時のインスペクション メリットや注意点について解説します。
弊社が選ばれる理由はスタッフにあります|スタッフ一覧
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築年数が経っていても、立地や周辺環境、近隣の学校や交通の便など、他の価値をしっかりと伝えましょう。
例えば、駅から近い・静かな住宅街など、買い手にとって魅力的なポイントをアピールすることで、買い手の興味を引きやすくなります。
売却を急がず、適切な買い手を見つけるための時間を確保しましょう。
焦って売却すると、価格交渉が不利になることがあります。
数ヶ月の余裕を持って売却を計画することで、希望の価格で売却できる可能性が高まります。
周辺の不動産の売却価格を調べて、適正な価格を設定しましょう。相場を把握することで高すぎる価格設定を避けることができます。
4.リフォームせずに売り出す
リフォームには多額の費用がかかるため、現状のまま売り出すことも一つの方法です。
買い手にリフォームの自由度を提供することで、購入意欲を高めることができます。
リフォーム費用を抑えた分、価格を少し下げて売り出すといった工夫も可能になります。
5.一戸建て売却に強い不動産会社に依頼する
売却を成功させるためには、実績が豊富で信頼できる不動産会社に依頼することが重要です。
例えば、地元で評判の良い不動産会社を選ぶことで、売却プロセスがスムーズに進みます。
プロのサポートを受けることで、適切な価格設定や効果的な宣伝が期待できます。
6.不動産買取も検討する
早急に現金化したい場合や、買い手がなかなか見つからない場合には、不動産買取を検討することも一つの方法です。
買取業者に依頼することで、迅速に売却が可能になります。
例えば、早急に資金が必要な場合には、この方法が有効です。