軽井沢の冬イベント2026-2027|イルミネーション・スキー・温泉


この記事のハイライト
✔️【2026-2027シーズン最新】軽井沢プリンスホテルスキー場は2026年10月31日開幕。高峰マウンテンパーク・万座温泉スキー場まで、確定した日程だけを掲載
✔️【イベントと年末年始】イルミネーション、スケートリンク、雪の森歩き、そして年末年始の混雑と営業の傾向を例年のパターンから読み解きます
✔️【来る前の準備】気象庁の平年値でみる冬の寒さ、服装チェックリスト、新幹線・車・バスのアクセス。森泊で過ごす冬の滞在プランもご提案します

「冬の軽井沢って、何かやっているんですか」——秋が深まる頃、私どもがいちばん多くいただく質問です。夏の賑わいを知っている方ほど、雪の季節は店も閉まって静まり返っているのだろう、と想像されるようですね。

実際は逆なんです。11月下旬から2月下旬にかけて、町全体が「軽井沢ウインターフェスティバル」という一つの枠組みで動きます。駅前で花火が上がり、教会と森にキャンドルが灯り、駅から歩いて10分のゲレンデが10月末には滑り出す。冬こそ、行事の密度がいちばん高い季節なんですね。

この記事では、軽井沢で10年以上不動産と宿泊事業を営む私どもナルロワンが、2026-2027シーズンの冬の軽井沢をご案内します。すでに公式発表のある日程と、まだ発表されておらず「例年の傾向」としてお伝えするものを、はっきり分けて書きました。

この記事を書いた人

宮本 歩衣子


仙台生まれ⇒2011年に軽井沢へ移住

不動産 - 売買、賃貸(土地・建物)物件の仲介並びに不動産管理

免許番号:長野県知事(2)第5587号

所属協会:公益社団法人全国宅地建物取引業協会/一般社団法人長野県宅地建物取引業協会

不動産業に10年以上携わってきた経験から、お客様から「もっと気軽に軽井沢を体験したい」とのお声を受け、別荘の短期レンタルや宿泊事業も始めました。不動産と宿泊を組み合わせ、軽井沢の魅力をさらに広めていきたいと考えています。今後も軽井沢とのご縁を大切に、共感して集まってくれた仲間と共に、地域に貢献していきます。






2026-2027シーズンの冬の軽井沢|いつ雪が積もり、何が始まるのか



冬の軽井沢を計画するとき、最初につまずくのが「いつ行けばいいのか」です。まずはここを数字で押さえましょう。



気象庁の平年値でみる軽井沢の冬



軽井沢の寒さは、標高約1,000mの高原という立地がそのまま数字に出ます。気象庁が公表している平年値(統計期間1991〜2020年)を並べると、冬の輪郭がはっきり見えてくるんです。

軽井沢の冬の平年値(気象庁・1991〜2020年)

・ 12月:日平均 マイナス0.5℃/日最高 5.3℃/日最低 マイナス5.3℃/降雪の深さ合計 19cm
・ 1月:日平均 マイナス3.3℃/日最高 2.3℃/日最低 マイナス8.2℃/降雪の深さ合計 44cm
・ 2月:日平均 マイナス2.6℃/日最高 3.5℃/日最低 マイナス8.0℃/降雪の深さ合計 38cm
・ 3月:日平均 1.1℃/日最高 7.8℃/日最低 マイナス4.5℃/降雪の深さ合計 33cm
※出典:気象庁「平年値(年・月ごとの値)」軽井沢。年・天候により実際の値は大きく変動します


注目していただきたいのは、1月と2月の日最高気温が2〜3℃台だという点です。日が落ちてから冷えるのではなく、朝から晩まで寒い。この前提で服を選べば失敗がありません。

もう一点、降雪量の数字を見ると、軽井沢は長野県内でも積雪量が特に多い地域ではありません。まとまった雪が何度か降り、そのあいだは乾いた晴天の日が多い。だからこそ日中の散策が成立しますし、同時に、溶けた雪が夜のうちに凍り直すアイスバーンも生まれるわけです。



町全体が動く「軽井沢ウインターフェスティバル」



軽井沢の冬を理解する鍵が、前身の「軽井沢氷まつり」から続く恒例のこの催しです。町内の施設・店舗・観光協会が連携し、イルミネーション、クリスマスコンサート、マルシェ、冬のスポーツ大会などを一つの期間にまとめて展開します。主催は軽井沢・冬ものがたり実行委員会。個別のイベントを追いかけるより、この枠組みの会期を先に押さえるのが近道です。

直近の「軽井沢ウインターフェスティバル2026」は、2025年11月22日(土)から2026年2月28日(土)まで、テーマを「凛ときらめく、軽井沢の冬」として開催されました。初日には軽井沢駅北口のペデストリアンデッキでオープニングセレモニーが行われ、矢ケ崎公園から花火が打ち上げられています。

次シーズン版の会期は2026年10月時点で未発表です。ただ会期の設定は例年ほぼ一定で、11月下旬に始まり2月下旬に終わると見ておけば旅程の目安になるでしょう。確定日程は軽井沢観光協会の告知でご確認ください。



冬のシーズンカレンダー(2026-2027)



確定日と例年の傾向を分けて並べます。日付が入っているものは公式発表済みです。

2026-2027シーズン 冬のカレンダー

【10月】
・ 10月30日(金)ケラ池スケートリンク オープン
・ 10月31日(土)軽井沢プリンスホテルスキー場 営業開始

【11月】
・ 11月11日(水)ピッキオ「野鳥の森ネイチャーウォッチング 越冬の知恵」開始
・ 11月21日(土)高峰マウンテンパーク プレオープン/11月28日(土)グランドオープン
・ 例年11月下旬 軽井沢ウインターフェスティバル開幕(オープニングセレモニー・花火)/町内各所のイルミネーション点灯開始
・ 11月29日(日)〜12月25日(金)軽井沢高原教会「星降る森のクリスマス」

【12月】
・ 12月19日(土)軽井沢プリンスホテルスキー場 シーズン料金へ切り替え/万座温泉スキー場 オープン予定
・ 例年12月下旬 白糸の滝 真冬のライトアップ クリスマスセッション/ケラ池の天然氷エリア滑走開始

【1月】
・ 12月31日深夜〜1月1日 二年参り・初詣(熊野皇大神社ほか)/1月1日 軽井沢高原教会 元旦礼拝
・ 例年1月上旬〜中旬 白糸の滝 真冬のライトアップ 新年セッション

【2月】
・ 例年2月中旬 白糸の滝 真冬のライトアップ バレンタインセッション
・ 例年2月下旬 軽井沢ウインターフェスティバル閉幕

【3月】
・ 3月7日(日)ケラ池スケートリンク 営業終了予定/3月31日(水)軽井沢プリンスホテルスキー場 営業終了
※「例年」の項目は2026年10月時点で2026-2027シーズンの日程が未発表です。確定日程は各施設の公式サイトでご確認ください


こうして並べると、軽井沢の冬が5か月の長いシーズンだとわかります。紅葉が終わりきらないうちにスキーが始まる年もあるんですね。



イルミネーションとクリスマス|高原教会・星野エリア・白糸の滝


冬の軽井沢でいちばん検索されるのが、このイルミネーションです。ただ毎年つまずきどころがあって、各施設の点灯期間が発表されるのは例年10月から11月にかけて。それより前に旅程を決めようとすると情報が出揃っていないんですね。以下は直近シーズンの実績と、発表済みの日程です。



軽井沢高原教会「星降る森のクリスマス」



軽井沢の冬を代表する催しが、星野エリアの軽井沢高原教会で行われる「星降る森のクリスマス」です。以前は「クリスマスキャンドルナイト」の名で知られていました。森の中に建つ木造の教会が無数のランタンキャンドルに包まれ、雪が降っていれば光が雪面に反射して、その場にいる人の声が自然と小さくなる時間が流れます。

直近の2025年版は、11月30日から12月25日まで、通常19:30〜21:30の開催でした(時間が短縮された日もあります)。入場は無料ですが、一部の日程は予約制でした。2026年版は11月29日(日)から12月25日(金)までの開催と発表されています。時間・予約方法の詳細は10月26日に発表予定です。

プロのアドバイス
点灯時間が夜の7時半以降という点は、旅程を組むうえで見落としがちです。夕食を済ませてから向かう流れになるため、星野エリアのハルニレテラスで早めに食事をとり、そのまま歩いて教会へ、という組み立てが最も無理がありません。




星野エリア一帯のイルミネーション



高原教会だけを目指すのはもったいない、というのが地元の感覚です。星野エリアは、ハルニレテラス、トンボの湯の横のもみの木広場、ケラ池スケートリンク、そして高原教会が徒歩圏にまとまっており、冬はその各所に明かりが灯ります。温泉で体を温めてから、暗くなった森を歩く——冬の星野エリアで最も贅沢な順番はこれでしょう。屋外の散策は無料です(ケラ池の滑走や教会の一部の催しは料金・予約条件あり)。

2026-2027シーズンの点灯期間は未発表ですが、例年は軽井沢ウインターフェスティバルの会期(11月下旬〜2月下旬)と重なる形で点灯します。



白糸の滝 真冬のライトアップ



凍てついた岩肌と流れ落ちる水の帯に光と映像が重なる演出で、日中とはまったく別の場所に見えるんです。

直近の「真冬のライトアップ '25〜'26」は、2025年12月20日から2026年2月14日までの特定日、計12日間という構成でした。クリスマス・新年・バレンタインの3セッションに分かれ、各4日間ずつ。連日開催ではない点が最大の注意点です。

白糸の滝 真冬のライトアップ(2025-2026シーズンの実績)

・ クリスマスセッション:2025年12月20日・21日・24日・25日/17:00〜19:00
・ 新年セッション:2026年1月9日・10日・11日・12日/17:00〜19:00
・ バレンタインセッション:2026年2月11日・12日・13日・14日/17:30〜19:30
・ 入場料:無料(白糸ハイランドウェイの通行料金が別途必要)
※2026-2027シーズンの開催日は2026年10月時点で未発表


プロのアドバイス
白糸の滝へは白糸ハイランドウェイを通ります。夜間かつ真冬の山岳有料道路ですから、スタッドレスタイヤは必須です。滝までの遊歩道も凍結しますので、滑り止めのついた靴かチェーンスパイクを。足元だけは、雰囲気より安全を優先してください。




アウトレットと旧軽井沢銀座の光



軽井沢駅の目の前に広がる軽井沢・プリンスショッピングプラザも、冬季はガーデンモールや芝生のひろば周辺の樹木がライトアップされます。駅から徒歩数分ですので、新幹線の待ち時間に立ち寄れる手軽さが利点でしょう。旧軽井沢でも銀座入口のロータリーやポケットパークなどにイルミネーションが設置されます。こちらは冬季休業や営業時間を短縮する店もありますのでご注意を。



軽井沢プリンスホテルスキー場|2026年10月31日開幕・駅から徒歩10分


軽井沢の冬でいちばん独特なのが、このスキー場の立地です。新幹線の駅から歩いて10分でゲレンデに立てる——全国を見渡してもほとんどない条件なんですね。



2026-2027シーズンは10月31日開幕



軽井沢プリンスホテルスキー場の2026-2027シーズンの営業期間は、2026年10月31日(土)から2027年3月31日(水)までと公表されています。10月末のオープンは国内でも最も早い部類です。

これを可能にしているのが人工造雪・人工降雪の設備です。天然雪の量に左右されにくく、シーズン序盤から滑走面が確保されます。

軽井沢プリンスホテルスキー場 基本情報(2026-2027シーズン)

・ 営業期間:2026年10月31日(土)〜2027年3月31日(水)
・ 所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢/コース数:14コース(初級〜上級)
・ アクセス:軽井沢駅から徒歩約10分/駅南口との間で無料シャトルバス運行(予約不要)
・ 駐車場:普通車 平日約1,000円・土休日約2,000円(プレミアムパーキングは平日約3,000円・土休日約4,000円、トップ/ハイトップシーズンは約8,000円)。12月28日〜1月4日は土休日料金
・ レンタル・スクール:あり(内容・料金は公式サイトでご確認ください)
※2026年10月時点で公表されている情報です。価格は目安です。最新は公式サイトでご確認ください




リフト券は時期で大きく変わる|小学生以下は無料



2026-2027シーズンの料金で、知っておいていただきたいことが2つあります。

ひとつは時期によって1日券の価格が大きく動くこと。下記のとおり、初滑り期間と春スキー期間の大人約8,000円に対し、トップシーズンは約12,000円、混雑のピークにあたるハイトップシーズンは約13,000円です。同じゲレンデでも、行く日によって5,000円ほどの差が生まれるわけですね。

もうひとつは、小学生以下のお子さまのリフト料金が無料だという点。

リフト1日券の目安(2026-2027シーズン・大人)

・ 初滑り期間(2026年10月31日〜12月18日):約8,000円
・ シーズン期間(2026年12月19日〜2027年3月22日):約10,000円
・ トップシーズン(指定日):約12,000円
・ ハイトップシーズン(12月29日〜1月3日、1月9日〜11日、2月6日〜7日、2月11日〜14日、2月20日〜23日):約13,000円
・ 春スキー期間(2027年3月23日〜31日):約8,000円
・ 小学生以下:無料
※午後券は各期間とも1日券より低い設定です。価格は目安です。期間の区切り・最新料金は公式サイトでご確認ください




初心者とファミリーに向く理由、そして混雑



コース構成は緩斜面が中心で、初めてスキー板を履くお子さまでも怖い思いをしにくい設計です。キッズ向けのエリアやスクールも整っており、「親は久しぶり、子どもは初めて」という組み合わせでも成立します。

一方で、駅近・都心から近いという長所は、そのまま混雑という短所に直結します。年末年始と3連休は、リフト待ちとレンタルの行列が最も長くなる時期。平日に動ける方は迷わず平日を、週末しか動けない方は朝いちばんのリフト稼働に合わせる。この2つだけで体験の質がかなり変わります。

プロのアドバイス
私どもが宿泊のお客様に最もおすすめしているのは「午前に滑って、午後は温泉と食事」という組み立てです。土曜の午後はリフト待ちが伸びますし、日が傾くと体感温度が一気に下がります。一日中ゲレンデで粘るより、結果的に満足度が高くなります。




近郊のスノーリゾート3選|高峰・パルコール嬬恋・万座温泉


軽井沢プリンスで物足りなくなったら、車で1時間前後の距離に性格の違うスノーリゾートが控えています。3か所の違いを整理しておきましょう。



高峰マウンテンパーク(旧アサマ2000パーク)



まず名称の確認から。かつて「アサマ2000パーク」として知られたスキー場は、現在は「高峰マウンテンパーク」という名前で営業しています。

標高2,000mという高さが、このスキー場の性格をすべて決めています。軽井沢の市街地とは雪の質がはっきり違い、乾いた良質な雪に当たる日が多い。晴天の日には、青空の下を滑る爽快さが格別です。リフトは4本、軽井沢から車で約1時間です。2026-2027シーズンは2026年11月21日(土)プレオープン、11月28日(土)グランドオープンの予定と公表されています。



パルコール嬬恋リゾート



群馬県嬬恋村にあるパルコール嬬恋リゾートの看板は、関東最長という3,193mのゴンドラです。山頂の標高2,100mまで一気に運ばれ、降り立つと浅間山と草津白根山を見渡す大パノラマが広がります。コースは20本を超え、滑走距離を稼ぎたい中級者以上には最も向いた選択肢でしょう。

軽井沢駅からは車で約1時間〜1時間半。2026-2027シーズンの具体的なオープン日は2026年10月時点で未発表ですが、公式のシーズン券は「2026年12月上旬の営業開始日から2027年4月4日まで」有効とされています。4月上旬まで滑れる見込みなのは、春の軽井沢滞在と組み合わせられるという意味で覚えておきたいところです。



万座温泉スキー場|2026-2027シーズンは3年ぶりのフルオープン予定



標高約1,800mの万座温泉に隣接する万座温泉スキー場は、この数シーズン、コースを絞った縮小営業が続いていました。その万座が2026-2027シーズンに3年ぶりのフルオープンを予定していると公表されています。オープンは2026年12月19日(土)の予定です。終了日は公式サイトでご確認ください。

万座の魅力は、滑り終えてそのまま白濁した硫黄泉に入れることに尽きます。日帰りより1泊して翌日も滑るほうが、この場所の良さを受け取りやすいでしょう。

目的別・スノーリゾートの選び方

・ 日帰り/初心者/ファミリー:軽井沢プリンスホテルスキー場(駅から徒歩10分・小学生以下無料)
・ 雪質と標高:高峰マウンテンパーク(標高2,000m・軽井沢から車で約1時間)
・ 滑走距離とパノラマ:パルコール嬬恋リゾート(ゴンドラ3,193m・車で約1時間〜1時間半)
・ 温泉とセットで泊まりがけ:万座温泉スキー場(標高約1,800m・12月19日オープン予定)
※営業期間・料金は各スキー場の公式サイトでご確認ください


プロのアドバイス
近郊のスノーリゾートへ向かう道は、いずれも山岳路です。万座ハイウェーや高峰高原へ上がる道は、軽井沢の市街地が乾いていても積雪・凍結していることが普通にあります。スタッドレスタイヤは前提として、チェーンの携行と朝の道路情報の確認を習慣にしてください。




滑らなくても楽しい冬|スケートリンク・雪の森歩き・冬の旧軽井沢


ご家族やご夫婦で来られると、必ずと言っていいほど「滑らない人」がいらっしゃいます。ここが軽井沢の強いところで、スキーをしない人のための冬がきちんと用意されているんですね。



ケラ池スケートリンク|森に囲まれて滑る



星野エリアのケラ池スケートリンクは、冬の軽井沢でいちばん写真に残る場所かもしれません。秋のうちに営業を始める(2026-2027シーズンは10月30日から)ので、開幕直後は紅葉の残るリンクで滑れるという、他ではあまり聞かない体験もできるんですね。さらにシーズンが進むと池そのものが凍る「天然氷エリア」が加わります(例年12月下旬頃から)。

ケラ池スケートリンク(2026-2027シーズン)

・ 営業期間:2026年10月30日(金)〜2027年3月7日(日)予定(休業日:11月18日、2月24日・25日)
・ 料金:大人(中学生以上)約1,900円/小学生以下約1,300円(貸靴料を含む)。特別料金期間(12月19日〜1月11日、2月11日〜14日、2月20日〜23日)は大人約2,400円・子供約1,800円
・ 必須の装備:滑走時は手袋とニット帽、またはヘルメットの着用が必須
・ 所在地:軽井沢星野エリア(ハルニレテラス・トンボの湯の徒歩圏)
※営業時間は日により変動あり。価格は目安です。最新は公式サイトでご確認ください


軽井沢風越公園のアイスアリーナも、一般滑走を受け入れています。1998年の長野冬季五輪でカーリング競技が行われた場所で、屋内ですから天候に左右されません。料金は大人約600円・高校生約400円・中学生以下約200円(※価格は目安)。一般滑走時間は日によって異なり、大会や貸切の時間帯もあるため、訪れる前に公式サイトの予定表をご確認ください。



雪の森を歩く|ガイドツアーという選択



葉を落とした冬の森は、夏より明るく見通しが良くなります。鳥の姿を見つけやすいのも冬で、雪が積もれば地面に動物の足跡が残る。これを読みながら歩くのが冬の森歩きの醍醐味なんですね。

軽井沢野鳥の森では、ピッキオによるネイチャーウォッチングが通年で行われています。冬季プログラム「越冬の知恵」の2026-2027シーズンは2026年11月11日から2027年3月19日まで毎日開催(2月24日・25日、3月8日・9日を除く)と公表済み。10時出発で12時まで、歩行距離は約2km、料金は大人2,500円〜・4歳から小学生1,200円〜。WEBでの予約が必要です。

プロのアドバイス
冬の森を自力で歩かれる場合、いちばん危ないのは積雪そのものではなく、踏み固められて氷になった登山道です。滑り止め(チェーンスパイク等)は必ずご用意ください。そして単独で山中へ入るのは避け、整備されたコースを選ぶかガイドツアーに参加する。この2択が安全です。




冬の旧軽井沢と、雪景色を探しに歩く



冬の旧軽井沢銀座は、夏の人出を知っている方ほど驚かれます。通りを歩く人が減り、石畳に残る雪を落ち着いて眺められる。雲場池も同じで、薄く張った氷と葉を落とした木立の線は、緑の濃い季節とは別の場所に見えます。撮影が目的の方は軽井沢の雪景色撮影スポット7選もあわせてご覧ください。



冬に入りたい軽井沢の温泉|トンボの湯から草津・万座まで


冷え切った体を湯に沈める。滑った後でも歩いた後でも成立するのが、温泉の良いところですね。



星野温泉 トンボの湯|冬は料金が下がる



軽井沢で最も知られた日帰り温泉が、星野エリアのトンボの湯です。大正4年開湯という星野温泉の歴史を継ぐ施設で、内湯も露天風呂も源泉かけ流し。泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)です。

12月から3月は入浴料が下がります。ただし年末年始(12月29日〜1月3日)だけは大人1,550円と、通常期の料金に戻ります。

星野温泉 トンボの湯 基本情報

・ 営業時間:10:00〜22:00(最終入場21:15)
・ 入浴料:12〜3月は大人1,350円・子供800円/4〜11月および年末年始(12/29〜1/3)は大人1,550円・子供1,050円
・ 泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)・源泉かけ流し
・ 所在地:軽井沢星野エリア(ハルニレテラス隣接)
・ 別途:貸しタオルセット等のレンタルあり
※営業時間・料金は変動あり。価格は目安です。最新は公式サイトでご確認ください




町内にはほかにも|千ヶ滝温泉



トンボの湯のほか、森に囲まれた千ヶ滝温泉も、冬の滞在に組み込みやすい日帰り入浴の一軒です。日帰り入浴の受付時間・料金は曜日や時期により変わりますので、最新は公式サイトでご確認ください。

滞在に余裕があるなら、車で足を延ばす手もあります。標高約1,800mの万座温泉は白濁した硫黄泉で、前章のとおりスキー場が併設されています。草津温泉へは軽井沢から車でおよそ1時間から1時間30分(道路状況により変動)。どちらも積雪・凍結する山道を通りますので、スタッドレスタイヤとチェーン、そして日没前に戻る計画が前提です。

温泉をもっと詳しくお探しの方は、軽井沢の温泉・日帰り入浴おすすめ7選2026|別荘滞在に最高の癒しをで、泉質やマナー、モデルコースまでご紹介しています。



年末年始の軽井沢|混雑の傾向・営業・初詣


冬の軽井沢で、いちばん事前の準備が要るのが年末年始です。混雑の質が他の時期と違いますし、「開いていると思っていた店が閉まっていた」という失敗が起きやすいのもこの時期。例年どう動くかをお伝えします。



混雑の傾向|12月下旬から1月3日までがピーク



年末年始の軽井沢で特に混雑しやすいのが、スキー場、アウトレット、そして主要道路です。

ゲレンデは、リフト券の料金区分そのものが混雑を語っています。軽井沢プリンスホテルスキー場には「ハイトップシーズン」という最高価格帯があり、これが適用される日は来場者が集中する日と重なります(2026-2027シーズンは12月29日〜1月3日などが該当)。リフト待ちとレンタルの行列が最も長くなるのが年末年始です。

軽井沢・プリンスショッピングプラザは、元日からの初売りで一年の最繁忙期を迎えます。直近の2025-2026年末年始では、12月31日が10:00〜18:00、1月1日と2日は9:00〜20:00という営業でした。元日の朝から夜まで営業し、しかも通常より早く開けるのがこの時期の特徴なんですね。駐車場は午前中から埋まりますので、車なら開店前に着くか、いっそ新幹線と徒歩で向かうかの二択です。回り方は軽井沢・プリンスショッピングプラザ完全攻略ガイドで詳しくご案内しています。

道路は、碓氷軽井沢インターから市街への流入とアウトレット周辺の滞留が重なります。加えて路面が凍結していれば、平常時の所要時間はまったく当てになりません。年末年始に車で動くなら、移動時間は通常より余裕を持って見積もる。これが私どもがお客様にお伝えしていることです。



営業情報|開いている場所と、閉まる場所



年末年始の軽井沢で大切なのは、「どこが混むか」より「どこが閉まるか」です。傾向としては、観光客向けの商業施設は開き、生活と行政の施設は閉じます。

直近の2025-2026年末年始でいうと、ハルニレテラスやチャーチストリート軽井沢は施設として休まず営業していました(各店舗の営業は要確認)。一方、スーパーは元日前後に1〜2日の休業が入ります。自炊をお考えなら、食材は12月30日までに買っておくのが確実です。

年末年始の傾向(2025-2026年末年始の実績より)

【開いている】
・ ハルニレテラス、チャーチストリート軽井沢(時間変動あり・各店舗の営業は要確認)
・ 軽井沢・プリンスショッピングプラザ(元日から初売り・通常より早く開店)
・ スケートリンク・アイスアリーナ(年末年始も営業実績あり・一般滑走時間は要確認)

【休みが入る】
・ スーパー(ツルヤ・デリシア):元日前後に1〜2日
・ 農産物直売所(発地市庭):年末から1月上旬まで
・ 町役場・図書館・町立病院:12月下旬〜1月4日頃(救急対応は別)

※2025-2026年末年始の実績です。次の年末年始の営業時間は2026年10月時点で未発表のため、各施設の公式サイト・軽井沢町の告知でご確認ください




初詣と二年参り|碓氷峠の熊野皇大神社



軽井沢の年越しといえば、碓氷峠の頂上に建つ熊野皇大神社です。標高約1,200m、社の中央が長野県と群馬県の県境にかかるという珍しい神社で、信濃國特別神社とされています。境内の御神木「しなの木」は、縁結びの信仰を集めてきました。

大晦日の深夜から元日にかけての二年参りが軽井沢の年越しの定番です。参拝受付の時間は年によって異なりますので、最新の案内をご確認ください。真夜中の碓氷峠は町なかよりさらに冷えます。防寒は「寒い場所へ行く格好」ではなく「寒い場所に長く立つ格好」でお考えください。

峠まで上がるのが難しい方には、町なかの神社もあります。旧軽井沢の諏訪神社は、古くから地域の鎮守として親しまれてきた神社です。中軽井沢の長倉神社も、地元の方が初詣に向かう一社です。静かに一年を始めたい方には、軽井沢高原教会の元旦礼拝という選択も(直近は1月1日11:00〜11:30・無料)。

プロのアドバイス
二年参りで碓氷峠へ向かう場合、道路の凍結が最大の関門です。真夜中の峠道は日中よりはるかに滑りますので、スタッドレスタイヤがない車で上がるのは避けてください。




冬の服装・持ち物とアクセス|新幹線・車・バス


最後に、来るための準備の話を。冬の軽井沢で失敗する方の多くは、行き先ではなく足元と移動手段でつまずくんですね。



服装の基本は「重ねて脱げる」こと



第1章の平年値のとおり、1月・2月は日中でも2〜3℃台、朝晩はマイナス8℃前後まで下がります。ただ屋内は暖房が効いていますし、歩けば体は温まる。必要なのは「とにかく厚い一枚」ではなく、脱ぎ着で調整できる重ね着なんですね。

冬の軽井沢 服装チェックリスト

【アウター(最重要)】
・ ダウンジャケット、またはスキーウェア。防風・撥水機能があるもの

【ミドルレイヤー】
・ フリース、ウールのセーター、厚手のスウェット類

【インナー(ベースレイヤー)】
・ 高機能インナー(メリノウール等)。汗を溜めない素材を選ぶ

【小物(軽視されがち・実は決定的)】
・ ニット帽(耳まで覆えるもの)/手袋(防水・防寒機能付き)
・ マフラーまたはネックウォーマー/厚手のウール靴下

【靴】
・ 防水・防滑性のある冬用ブーツ、チェーンスパイク(携行推奨)


このリストで最も差が出るのは、意外にも小物です。頭と首と手先を覆うかどうかで、同じ気温の体感がまるで変わります。着用が必須の施設もありますから、荷物に入れておくほうが確実でしょう。

そして足元。軽井沢の冬でいちばん多い怪我は転倒です。12月下旬以降、日中に溶けた雪が夜のあいだに凍り直し、朝はしっかりしたアイスバーンになります。橋の上、建物の日陰、駐車場の端が特に滑る。歩幅を小さくして足の裏全体で接地するのがコツで、かかとから着地するといちばん滑ります。



アクセスは新幹線が最も確実



冬に軽井沢を訪れるなら、北陸新幹線が最も安定した手段です。東京から最速でおよそ1時間。降雪でも路面凍結でも定時運行を保てる強さがあり、駅からスキー場まで徒歩10分という立地も効いてきます。ただし最速達の「かがやき」は軽井沢に停まりません。確実に停車するのは「あさま」で、「はくたか」は列車によって分かれますので、切符を取る前に停車駅の確認をお願いします。

冬のアクセス手段の比較

・ 新幹線:東京から最速約1時間(はくたか)/あさまは約1時間10〜20分。雪でも定時性が高い
・ 車:上信越自動車道・碓氷軽井沢ICが最寄り。スタッドレスタイヤは必須、チェーンも携行を。大雪時はチェーン規制が出ることがあります
・ 高速バス:料金面では有利ですが、冬季は遅延が起こりやすい。時間に余裕のある旅程向き
※所要時間は目安です。列車種別・ダイヤ・道路状況により変動します


車でお越しの方は、都心を出るときに雪がなくても、インターを降りた先は別世界ということが普通にあるとご記憶ください。碓氷バイパスや旧軽井沢方面の坂道も、冬は路面の凍結に注意が必要です。

なお、この記事は「冬の軽井沢を訪れる方」に向けて書いています。軽井沢で冬を越して暮らす側の話にご関心のある方は、軽井沢の冬の過ごし方完全ガイドをご覧ください。



ナルロワンの森泊で過ごす冬の軽井沢




滑った後に帰る場所が、ホテルのロビーでないということ



私どもナルロワンが運営する別荘の短期レンタル「森泊」は、冬にその良さがいちばんはっきり出ます。一日ゲレンデにいて、体が芯まで冷えて、荷物も濡れている。その状態で混み合ったロビーやエレベーターを通らずに、雪に囲まれた一軒へそのまま帰れる。冬に何度も来られるお客様が口を揃えて挙げるのが、この瞬間なんですね。

物件によっては薪ストーブや暖炉が備わっています。炎を見ながら、外の雪が音を吸っていく静けさの中で過ごす夜は、夏には味わえないもの。キッチンも備えていますので、地元のスーパーで買った食材で鍋を囲むこともできます。



冬の滞在プランの組み立て方



週末の1泊2日なら、金曜の夜に新幹線で入り、土曜の午前にゲレンデ、午後はトンボの湯、夜はイルミネーション。これで主要な要素をひととおり回れます。3泊4日の連休があるなら、2日はスキー、1日は温泉と町歩きに充てると体力的に無理がありません。高峰マウンテンパークやパルコール嬬恋まで足を延ばすなら、この長さは欲しいところ。平日は森泊で仕事をして週末に滑る、という1週間の長期滞在の方も冬は少なくありません。

宿泊料金はシーズン・人数・物件によって変わりますので、最新の料金と空き状況は森泊の公式サイトでご確認ください。ペット同伴が可能な物件もございます(犬種・頭数・追加料金・利用ルールは物件ごとに異なります)。雪の中を愛犬と歩く時間は冬ならではですが、朝の路面は凍っていることが多いので肉球のケアもお忘れなく。

すでに軽井沢に別荘をお持ちで、冬のあいだ建物を閉めておかれる方には、軽井沢別荘の秋じまい・冬支度ガイド2026に水抜きから春の再開までの手順をまとめてあります。



まとめ|2026-2027シーズンの冬の軽井沢 5つのポイント



2026-2027シーズンの冬の軽井沢を、最後に5点にまとめます。

冬の軽井沢 5つのポイント(2026-2027シーズン・2026年10月時点)

1. シーズンは10月末から3月末までの5か月。軽井沢プリンスは2026年10月31日開幕、高峰マウンテンパークは11月21日プレオープン、万座温泉スキー場は12月19日に3年ぶりのフルオープンを予定
2. 町全体が「軽井沢ウインターフェスティバル」の枠組みで動く。例年11月下旬から2月下旬まで
3. イルミネーションと年末年始の日程は発表が10月〜11月にずれ込む。旅程は「例年の傾向」で組み、確定情報は直前に公式サイトで確認する
4. 滑らない人のための冬も揃っている。ケラ池スケートリンク、風越公園アイスアリーナ、ピッキオの森歩き、そして温泉
5. 1〜2月は日中でも2〜3℃台、朝晩はマイナス8℃前後。重ね着と滑り止め、そして新幹線が冬の軽井沢を快適にする


冬の軽井沢は、夏のように「来れば何かある」季節ではありません。開いている場所と閉まっている場所がはっきり分かれ、日程が決まるのも遅い。その代わり、調べて出かけた人には、人の少ない雪の町と、澄みきった空気と、しっかり温まる湯が用意されています。

冬の滞在のご相談・宿泊のお問い合わせは、私どもナルロワンへお気軽にお寄せください。軽井沢に暮らすスタッフが、お客様お一人おひとりに合ったご提案をいたします。



軽井沢の暮らしを、もっとあなたらしく。

ナルロワンでは、宿泊施設「森泊」での短期滞在体験から、高品質な賃貸物件のご紹介、さらには理想の不動産購入まで、軽井沢での暮らしをトータルでサポートしています。

また、これから宿泊施設オーナーを目指す方に向けて、「森泊」を実際に体験できるサービス「ナルハク」もご用意しております。 "住まう"を体感しながら、自分に合った軽井沢ライフをじっくり見つけていただけます。詳細はお気軽にお問い合わせください。

お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、理想の選択へと導くパートナーとして、心を込めてお手伝いさせていただきます。 軽井沢での暮らしに関するご相談は、どうぞお気軽にご連絡ください。



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公開日:2025年10月26日 | 最終更新日:2026年10月10日
※本記事に記載の店舗情報・施設情報・営業期間・営業時間・料金は2026年10月時点で公表されている情報をもとに作成しています。2026-2027シーズンの日程が未発表の項目は、直近シーズンの実績を「例年の傾向」として記載しています。最新情報は各施設の公式サイト・SNS・お電話にてご確認ください。

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