- この記事のハイライト
- ✔️【実際の1日】中軽井沢の一戸建てにひとりで4年暮らし、車で10分の職場に通ったスタッフの朝から夜までを、本人の回答をもとに時間の順でご紹介
- ✔️【季節で変わる暮らし】春は道の駅へ野菜を買いに、夏は庭のハーブで自炊、秋は遠出、冬は雪かきと凍える車内。四季で1日の組み立てがどう変わるかをお伝えします
- ✔️【休日と東京の日】町民向けの割引で通った温泉・サウナ、車で高崎へ出る休日、始発の新幹線で向かう東京出張の日まで、暮らしの切り替え方をまとめました
軽井沢で暮らすと、実際どんな毎日になるのか。移住や二拠点を考えはじめると、まず気になるのはそこではないでしょうか。避暑地としての軽井沢は知っていても、そこに住んで、働いて、季節をまたいで過ごす1日となると、なかなか想像がつかないものです。
ネットで調べると、出てくるのは観光の情報や移住の段取りの話が中心。けれど、暮らしを考えはじめた方が本当に知りたいのは、朝起きて何をして、どうやって職場に向かい、仕事のあと何時に帰って、休みの日をどう過ごしているのか——そうした生活の手触りではないでしょうか。
この記事では、私どもナルロワンのスタッフが中軽井沢の一戸建てにひとりで4年間暮らした実体験をもとに、軽井沢の1日を朝から夜まで追いかけます。リモートワークではなく、車で10分の職場へ通勤し、数か月に1回は東京へ出張するという働き方です。スタッフの体験と、気象庁の平年値などの一般的な情報は書き分けてお伝えします。読み終えたとき、ご自分の1日をこの街に置き換えて想像できるようになっていただけたら嬉しく思います。
この記事を書いた人
宮本 歩衣子
仙台生まれ⇒2011年に軽井沢へ移住
不動産 - 売買、賃貸(土地・建物)物件の仲介並びに不動産管理
免許番号:長野県知事(2)第5587号
所属協会:公益社団法人全国宅地建物取引業協会/一般社団法人長野県宅地建物取引業協会
不動産業に10年以上携わってきた経験から、お客様から「もっと気軽に軽井沢を体験したい」とのお声を受け、別荘の短期レンタルや宿泊事業も始めました。不動産と宿泊を組み合わせ、軽井沢の魅力をさらに広めていきたいと考えています。今後も軽井沢とのご縁を大切に、共感して集まってくれた仲間と共に、地域に貢献していきます。
軽井沢の朝|東京にいた頃より早く目が覚める理由

軽井沢の1日は、やはり朝から始めるのがいちばん伝わりやすいでしょう。スタッフに暮らしの変化を尋ねたとき、真っ先に返ってきたのが「起きる時間が、東京にいた頃と比べて早くなった」という答えでした。
起きる時間が自然と早くなる
スタッフは中軽井沢の一戸建てにひとりで暮らしていました。何時に起きていたかという細かい時刻までは聞けていませんが、東京にいた頃より朝が早くなったのは確かだそうです。目覚ましを早めたわけではなく、暮らしているうちに自然とそうなっていった、という変化なんですね。
その背景のひとつとして考えられるのが、日の出の早さと、朝の光の入り方です。軽井沢の日の出は、夏至のころで4時半ごろ、冬至のころでも7時前が目安。夏は4時台から外が明るくなりはじめます(日の出・日の入りの時刻は民間の暦表と天文計算による目安で、日によって数分ずつ変わります)。
もうひとつは、朝の静けさです。車の音や人の声が少ない環境で、外の明るさとともに朝を迎える。都市の朝とは、目覚めを取り巻く環境そのものが違うわけです。
コーヒー・窓を開ける・本を読む|家を出るまでの朝のルーティン
起きてから家を出るまでのあいだ、スタッフがしていたことは3つ。コーヒーをいれること、窓を開けること、本を読むこと。どれも特別なことではありません。
それでも、この3つが毎朝のルーティンとして定着したのは、軽井沢の朝の環境があってこそだと思います。窓を開けると入ってくるのは、高原のひんやりとした空気。外の音が少ない朝は、本に集中するにも向いています。通勤が車で10分という近さも、朝に本を開く余裕を生んでいたのでしょう。
ただし、窓を開けて気持ちがいいのは季節を選びます。気象庁の平年値(1991〜2020年)では、軽井沢の4月の日最低気温の平均は0.6℃。春になっても朝は氷点下近くまで冷え込むことがあり、真冬の1月は日最低気温の平均がマイナス8.2℃にもなります。「朝に窓を開ける」は、夏から秋口にかけての楽しみと考えておくのが現実的です。
静けさ、空気、水、光、寒さ|東京の朝との違い
「軽井沢の朝で、東京と違うと感じたことは?」という質問に、スタッフはひとつに絞らず、静けさ、空気のおいしさ、水が美味しいこと、音、光、そして寒さを挙げました。
静けさと音は、裏表の関係にあります。車や電車の音が少ないぶん、鳥の声や風で木が揺れる音がよく聞こえる。光については、朝日が木々のあいだから差し込む様子を思い浮かべていただくと近いかもしれません。そして寒さ。これは良い面だけでなく、正直に「違い」として挙がったものです。冬の朝の冷え込みは、軽井沢の暮らしを考えるうえで避けて通れません。
水が美味しい、という感想も印象に残りました。毎朝いれるコーヒーの味にも関わってくるところですから、朝のルーティンの満足度を静かに支えていた要素なのだと思います。
プロのアドバイス
軽井沢の朝の良さは、季節を変えて体験すると印象がまったく違います。夏の朝の爽やかさだけで判断せず、冬の朝の冷え込みや暗さも一度体験していただくのがおすすめです。私どもナルロワンでは、季節を変えて何度か滞在してみることをお客様にご提案しています。
通勤のある1日|車で10分の道で季節を感じる

軽井沢暮らしというと、森の中の家でリモートワークをする姿を想像する方も多いかもしれません。けれどスタッフの働き方は、在宅勤務がほとんどない通勤スタイル。地元の職場まで、毎日車で10分ほどの道を通っていました。
中軽井沢から職場まで車で10分という距離感
車で10分という通勤時間は、都市部で電車を乗り継ぐ通勤と比べると、かなり短い部類に入ります。満員電車に揺られることもなく、乗り換えの時刻を気にする必要もない。家を出る直前まで朝の時間を使えることが、前の章でご紹介した朝のルーティンにつながっていました。
一方で、スタッフの実感としては、軽井沢の通勤は車が前提でした。スタッフは「軽井沢は車を持っているのが前提」と話していて、自転車は使わなかったそうです。町内にはしなの鉄道や路線バスもありますが、居住地・勤務先・時間帯によっては、公共交通だけで毎日の移動をこなすのは簡単ではありません。通勤も買い物も休日の外出も、ハンドルを握るところから始まる。これがスタッフの暮らしの基本形でした。
通勤路の浅間山・紅葉・雪道|車窓に季節が映る
毎日同じ道を走っていると、季節の変化がよく分かります。スタッフが通勤の道で季節を感じた瞬間として挙げたのは、浅間山、紅葉、雪道の3つでした。
浅間山は、晴れた日の通勤路で目に入る存在です。日々の天気や季節によって、山の見え方は少しずつ変わります。秋になれば、道沿いの木々が少しずつ色づいていく。軽井沢の紅葉は例年10月中旬〜11月上旬が中心で、標高や場所によって前後します。観光で紅葉を見に行くのではなく、毎日の通勤の途中で少しずつ色が深まっていくのを眺められるのは、住んでいる人ならではの楽しみです。
そして冬は雪道。気象庁の観測による軽井沢の雪の初日は、平年で11月17日ごろが目安です(2011〜2020年の10年平均)。国土交通省の長野国道事務所などは、例年11月を「冬用タイヤ装着運動月間」として、早めのタイヤ交換とチェーンの携行を呼びかけています(2025年の案内による)。日中に解けた雪が夜に凍る路面や、日陰の坂道は朝晩に凍りやすいので、雪が少なく見える日でも油断はできません。車で10分の通勤でも、冬は景色を楽しむ道から、慎重に走る道へと意味が変わります。
18〜19時に帰宅する毎日
仕事の日、スタッフが家に帰るのは18時から19時ぐらいだったそうです。この帰宅時間は、季節によって見える景色がまったく違います。
夏至のころの軽井沢は、日の入りが19時過ぎ。18時台に帰れば、まだ明るい空の下で家に着きます。ところが冬至のころは、日の入りが16時半ごろ。同じ時間に帰っても、外はもう真っ暗です。街灯が少ない別荘地の道では、冬の帰り道は暗さと路面の凍結の両方に気を配ることになります。
1年のなかで帰り道が「明るい季節」と「暗い季節」に分かれる。これも、都市の通勤ではあまり意識しない、軽井沢の通勤の特徴だと思います。
スタッフの「通勤のある1日」の流れ
・ 朝:東京にいた頃より早く起きる。コーヒー、窓を開ける、本を読む
・ 出勤:車で10分ほどの職場へ。通勤路で浅間山や紅葉、冬は雪道
・ 帰宅:18〜19時ごろ
・ 夕方〜夜:自炊して家でゆっくり。ジムに行く日も
※起床時刻・就寝時刻はスタッフの回答に具体的な時刻がないため記載していません
休みの日の昼と買い物|自炊とスーパーのリズム

平日は職場にいるので、家で過ごす昼といえば休みの日です。ここでは、休日のお昼ごはんと、毎日の買い物、そして洗濯という暮らしの細部をご紹介します。
休みの日のお昼はほとんど自炊
休日のお昼は、ほとんど自炊だったそうです。軽井沢には人気のレストランやカフェがたくさんありますが、住んでいると外食は「毎回の選択肢」ではなく「出かける日の楽しみ」に変わっていきます。
自炊が続いた理由として、スタッフの回答から読み取れるのが食材の良さです。「野菜はどの時期も美味しい」「パンもおいしい」という声があり、季節ごとに手に入る野菜を自分で料理する時間が、休日の楽しみになっていたようです。季節の野菜の話は、のちほど季節の章で詳しくご紹介します。
ツルヤとデリシアに2日に1回
買い物は、地元のスーパー「ツルヤ」と「デリシア」で、2日に1回ほど。まとめ買いで1週間をしのぐのではなく、こまめに買い足すスタイルでした。職場まで車で10分という生活圏なので、帰り道や休日にさっと立ち寄れる距離感がこの頻度を支えていたのだと思います。
ツルヤは長野県に本社を置くスーパーで、軽井沢では地元の人にも別荘や観光で訪れる人にも親しまれています。地元のスーパーや直売所の使い分けについては、
軽井沢の食材調達ガイド2026|地元民が通うスーパー・直売所12選で詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。
気をつけたいのは、夏休みや連休、紅葉の時期です。観光で訪れる人が増えると、道路もスーパーも混み合うんです。この時期の動き方について、スタッフから具体的な工夫までは聞けていませんが、混雑しやすい時期と時間帯の傾向は、
軽井沢 夏の混雑・渋滞を完全回避!2026年版賢い旅の作戦ガイドが参考になります。
洗濯物と湿気|乾かない日はコインランドリーへ
高原の暮らしでは湿気が気になる、という話を耳にすることがあります。スタッフに洗濯物や湿気で困ったことを聞いてみると、答えは「ほとんどない」。ただ、乾かないときはコインランドリーに行っていたそうです。
この答えは、軽井沢の暮らしを過剰に怖がる必要はないことを示していると思います。同時に、天気が続かない時期や、冬に外に干しにくい日には、乾燥機を頼れる選択肢を持っておくと安心だということでもあります。困ったら近くの施設に頼る。軽井沢の暮らしは、こうした小さな割り切りの積み重ねで回っているんですね。
プロのアドバイス
軽井沢の観光シーズンは、住んでいる人にとっても道路やお店が混み合う時期です。体験滞在をされるなら、観光の繁忙期とそうでない時期の両方で、スーパーへの買い出しを一度してみてください。普段の生活動線がどれだけ変わるかを肌で知っておくと、暮らしのイメージがぐっと具体的になります。
夕方から夜|帰宅後の時間と軽井沢の夜の静けさ

18〜19時に家に帰ったあと、スタッフはどんな夜を過ごしていたのか。ここでは、帰宅後の過ごし方と、軽井沢らしい夜の時間についてお伝えします。
自炊して家でゆっくり、ときどきジムへ
仕事から帰ると、自炊をして、家でゆっくりする。ジムに行く日もあったそうです。夜ごはんは家で食べることが多かったとのことで、外で食べる日は特別な日、という位置づけでした。
スタッフの実感では、軽井沢の夜は都市と比べると外食の選択肢が限られ、夜の営業時間が短いお店や、観光のピークを外れると早めに閉まるお店もあります。そのぶん家で過ごす時間が自然と長くなり、料理をして、ゆっくり食べて、という流れが日常になっていきます。
ジムに行く日がある、というのもスタッフの夜らしいところです。ずっと家にこもるのではなく、体を動かす予定を生活に組み込んでいた。平日の夜にも、自分なりのリズムがあったことがうかがえます。
星、虫の声、静けさ、ストーブ|軽井沢らしい夜
夜の過ごし方で軽井沢らしかったこととして、スタッフが挙げたのは、星、虫の声、静けさ、ストーブの4つです。
軽井沢の市街地は標高およそ1,000m前後。周囲の明かりが少ない場所では、晴れた夜に都市部では見えにくい星まで見えることがあります。夏は虫の声が夜の音になり、軽井沢観光協会によると、発地地区では例年6月下旬〜7月中旬ごろにホタルが見られます。
冬になると、夜の主役はストーブです。外は冷え込み、家の中ではストーブの火が暮らしの中心になる。季節によって、夜の楽しみが外から内へと移っていくわけです。夜の楽しみ方をもっと知りたい方は、
軽井沢の夜を楽しむ星空&ナイトタイム特集2026|夜だけの過ごし方もご覧ください。
寝る時間は変わらなかった
朝が早くなったのなら、夜も早く寝るようになったのでは——そう思って聞いてみたところ、スタッフの答えは「寝る時間は変わらなかった」でした。
ここは、軽井沢の暮らしを等身大で知っていただくうえで大切なところだと思います。住む場所が変われば生活のすべてが劇的に変わる、というわけではありません。起きる時間は早くなったけれど、寝る時間はそのまま。変わる部分と変わらない部分があるからこそ、暮らしは無理なく続いていくのでしょう。
言い換えれば、朝が早くなったぶん、1日のうちで使える時間が少し増えたということでもあります。その時間をコーヒーや読書にあてていたのが、第1章でご紹介したスタッフの朝でした。
平日と休日の切り替え|温泉・サウナと車で出かける休日

平日の流れが見えてきたところで、休日に目を移します。観光地に住むと、休日は人混みを避けて家にこもるもの——そんなイメージを持たれるかもしれません。けれどスタッフの休日は、むしろ外に出かけることが多いものでした。
休みの日は出かける、ときには東京へ
休みの日の過ごし方を尋ねると、スタッフの答えは「出かける」「東京へ行く」でした。観光客が多い週末についても、結構出かけていたそうです。
観光地に住んでいると、繁忙期の週末は動かないほうが賢い、という考え方もあります。ただスタッフの場合、混雑を理由に家にこもることはなく、休日を外で過ごしていました。軽井沢の中心部が混んでいても、車があれば周辺のまちへ足を延ばせる。その行動範囲の広さが、休日を「外に出る日」にしていたのだと思います。
町民向けの割引で温泉やサウナへ
気分を切り替えるために習慣にしていたこととして、スタッフが挙げたのが温泉とサウナです。町民向けの割引を使って、温泉やサウナに通っていたそうです。
スタッフによると、町民向けの割引は星野エリアの「トンボの湯」にも、「八風温泉」にもあったとのこと。トンボの湯には近隣の住民を対象にした会員割引があるとされ、八風温泉にも周辺地域の住民や別荘所有者向けの会員割引制度があります。ただし、対象となる地域や利用の条件は施設ごとに異なり、変わることもあります。利用を考える際は、各施設の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
近隣の小諸市にある「あぐりの湯こもろ」も、見晴らしが最高でおすすめ、というのがスタッフの声です。休日に温泉やサウナでひと息つく。観光で訪れると特別なイベントになる温泉が、住んでいると日常の切り替えスイッチになるんですね。軽井沢周辺の日帰り温泉については、
軽井沢の温泉・日帰り入浴おすすめ7選2026|別荘滞在に最高の癒しをでもご紹介しています。
街に行きたくなったら高崎へ|車で広がる暮らしの行動範囲
静かな暮らしを続けていると、ときどき街のにぎわいが恋しくなることもあります。そんなとき、スタッフは高崎まで車で降りて買い物をしていたそうです。
軽井沢から高崎までは、一般道なら国道18号の碓氷バイパスを通るルート、高速道路なら上信越自動車道を使うルートがあり、スタッフの実感では車でおよそ1時間前後(ルートや発着地点、渋滞の状況によって変わります)。標高およそ1,000mの軽井沢から群馬県側へ下っていく道のりなので、「高崎まで降りる」という言い方がしっくりくるわけです。
スタッフは「軽井沢は車を持っているのが前提なので、色々なところに行けると思う」とも話していました。車は通勤や買い物に欠かせない道具であると同時に、休日の行動範囲を広げてくれる存在でもあります。軽井沢に住むということは、軽井沢だけで暮らすということではない。周辺のまちも含めて、ひとつの生活圏として使っていく感覚です。
スタッフの「休日の切り替え」3つの習慣
・ 町民向けの割引を使って、温泉やサウナに行く
・ 小諸など近隣のまちの、見晴らしのいい温泉にも足を延ばす
・ 街に行きたくなったら、車で高崎まで降りて買い物をする
※温泉の割引の対象・条件は施設ごとに異なり、変わることがあります。最新は各施設の公式サイトでご確認ください
季節で変わる軽井沢の暮らし|春夏秋冬の1日

同じ家に住み、同じ職場に通っていても、軽井沢の1日は季節によって大きく変わるんです。スタッフが4年間で感じた春夏秋冬の違いを、気象庁の平年値などの一般情報と並べてご紹介します。
春|衣替えと、道の駅へ春野菜を買いに
春になってスタッフがしていたのは、衣替えと、春野菜が買えるところへ出向くこと。「道の駅がたくさんあるので、買いに行く」という回答のとおり、軽井沢から車で行ける範囲には、佐久・東御・小諸方面などに道の駅や農産物の直売所が点在しています。軽井沢町内にも、地元の生産者の野菜が並ぶ直売所「軽井沢発地市庭(ほっちいちば)」があります。営業時間や休みは季節で変わることがあるので、出かける前に公式の情報をご確認ください。
軽井沢の春は、平地より遅れてやってきます。桜は例年4月中旬〜下旬に咲きはじめ、新緑が広がるのは5月半ばを過ぎてから6月にかけて。先ほどお伝えしたとおり4月でも朝は氷点下近くまで冷え込むことがあるので、衣替えも一気に済ませるのではなく、行きつ戻りつしながら進めることになります。
スタッフがいちばん好きだった季節は「春と秋の初め」。理由は、軽井沢でも過ごしやすいから、というシンプルなものでした。寒さがゆるみ、外に出る時間が一気に増えていく春は、暮らしている人にとっても待ち遠しい季節なんです。
夏と秋|庭のハーブで自炊し、長い秋に動き回る
夏の軽井沢は、涼しさを活かして夏のレジャーに出かける季節です。気象庁の平年値(1991〜2020年)では、8月の日最高気温の平均は26.3℃。ただし近年は暑い日もあり、2025年8月には軽井沢でも最高気温が30℃を超えた日が11日ありました。「夏は涼しい」というより、「朝晩が涼しく、日中は暑い日もある」と考えておくのが正確です。
夏の暮らしでスタッフらしいのが、庭で採れるミントやバジルを自炊に使っていたこと。一戸建てならではの楽しみ方で、休日のお昼ごはんにも夏の香りが加わります。
秋については、「短い夏が終わってから秋が長い気がするので、たくさん行動できる」という感想でした。過ごしやすい気候が続くので、長野市などへ観光に出かけることもあったそうです。10月の平均気温は10.5℃(気象庁の平年値)。紅葉の季節を迎え、通勤路の木々が色づいていくのもこの時期です。秋の初めは、スタッフが春とともに「いちばん好き」と答えた季節でもあります。
冬|自分で雪かき、凍える車内には自動暖機を
冬の暮らしについて、スタッフの回答はとても率直でした。雪が降ると自分で雪かきをする。そして「冬の車のなかはとても寒いので地獄」。
気象庁の平年値(1991〜2020年)では、軽井沢の1月の平均気温はマイナス3.3℃、日最低気温の平均はマイナス8.2℃。日最高気温の平均も2.3℃にとどまります。屋外に置いた車の中が一晩で冷え切るのは当然で、朝の通勤はその車に乗り込むところから始まります。軽井沢は長野県内で特に雪の多い地域ではありませんが、雪が少ないことと冬が楽なことは別の話です。
そこでスタッフがすすめていたのが、自動で暖機できる車です。リモコンエンジンスターターのように、家の中からエンジンをかけて車内を暖めておける機能があれば、冬の朝の負担はかなり軽くなります。ただし、閉め切った車庫の中で使うと一酸化炭素中毒の危険がありますし、停車中のみだりなエンジン始動を条例で規制している地域もあります。使い方はメーカーの案内に従ってください。冬の暮らしの備えをもっと詳しく知りたい方は、
【2026年版】軽井沢の冬の過ごし方完全ガイド|寒さ対策・暖房費・生活の知恵もあわせてどうぞ。
季節別・スタッフの暮らしの変化(2026年10月時点)
| 季節 |
スタッフの暮らし |
一般情報の目安 |
| 春 | 衣替え。道の駅などへ春野菜を買いに出かける | 桜は例年4月中旬〜下旬から、新緑は5月半ば〜6月。4月の日最低気温の平均は0.6℃ |
| 夏 | 夏のレジャーへ。庭のミントやバジルを自炊に使う | 8月の日最高気温の平均は26.3℃。30℃を超える日もある |
| 秋 | 長い秋にたくさん行動する。長野市などへ観光に | 紅葉は例年10月中旬〜11月上旬が中心。10月の平均気温は10.5℃ |
| 冬 | 雪が降ると自分で雪かき。冬の車内はとても寒い | 雪の初日は平年11月17日ごろ。1月の日最低気温の平均はマイナス8.2℃ |
※気温は気象庁の平年値(1991〜2020年・軽井沢)。雪の初日は2011〜2020年の10年平均。実際の気温や見ごろは年によって大きく変わります
東京へ出張する日|始発の新幹線と戻ってきたときの空気

スタッフの暮らしには、平日・休日に加えてもうひとつのモードがありました。数か月に1回の、東京への出張です。軽井沢に住みながら東京とつながる日の1日を見ていきましょう。
始発の新幹線で、都内の会社に8時半ごろ到着
仕事で東京へ行く日は、始発の新幹線に乗るのがスタッフの定番でした。それで都内の会社に8時半ぐらいには到着できるので「すごく良い」というのが、実際に通ったスタッフの感想です。
一般的な情報としては、軽井沢駅から東京駅までは北陸新幹線で最速約1時間、列車によっておよそ1時間〜1時間20分弱が目安。2026年10月時点のダイヤでは、平日の軽井沢発の上り「あさま」の早い列車に6時34分発・東京駅7時40分着の便があります。ただし、スタッフが乗っていた当時のダイヤと同じとは限りませんし、ダイヤは改正で変わります。実際に乗る際は、JR東日本の最新の時刻表でご確認ください。
朝早い出発になるとはいえ、始業に間に合う時間に都内に着けるというのは、軽井沢に住みながら東京の拠点と関わる働き方にとって心強いポイントです。ちなみにスタッフの家は中軽井沢でしたから、新幹線に乗る日はまず軽井沢駅まで出るところから1日が始まります。
車中は読書とPCで朝活、泊まりは都内のホテル
新幹線の車中は、スタッフにとって本を読んだり、PCを開いたりする朝活の時間でした。家での朝に本を開くルーティンが、出張の日は車中に場所を移すわけです。1時間ほどの乗車時間は、仕事の準備をするにも、読書に没頭するにもちょうどいい長さなのかもしれません。
泊まりになるときは、都内にホテルを取っていたそうです。最近は以前よりホテル探しが大変になっているようだ、という声もあったので、出張の予定が決まったら宿は早めに押さえておくのが安心です。
東京との行き来についてもっと詳しく知りたい方は、
東京から新幹線1時間の軽井沢完全ガイド2026|日帰り・1泊プランで、新幹線の使い方を中心にまとめています。
戻ってきたときの「静か、綺麗、落ち着く」
東京から軽井沢に戻ってきたとき、最初に感じたことを尋ねると、スタッフの答えは「静か、綺麗、落ち着く」の3つでした。住んでよかった点としても、「とにかく静かで落ち着いた」ことを挙げています。
都市の喧騒のなかで1日を過ごしたあとだからこそ、軽井沢の静けさがいっそう際立つ。数か月に1回の出張は、ふだん当たり前になっている軽井沢の環境の良さを、あらためて感じ直す機会にもなっていたのでしょう。
東京とのつながりを保ちながら、帰ってくる場所は静かな軽井沢。この往復のリズムが、スタッフの暮らしにメリハリを与えていたのだと思います。
プロのアドバイス
東京へ通う予定がある方は、平日の朝の新幹線を実際に一度使ってみることをおすすめします。家から軽井沢駅までの移動、冬の朝の暗さや冷え込みも含めて体験しておくと、「この働き方を続けられるか」の判断がぐっとしやすくなるはずです。
まとめ:軽井沢の1日は「特別な毎日」ではなく「時間の並べ替え」
この記事では、中軽井沢に4年暮らしたスタッフの実体験をもとに、軽井沢の1日を朝から夜まで、そして季節と東京出張の日までご紹介してきました。
軽井沢の1日ルーティン(おさらい)
1. 朝は東京にいた頃より早く目が覚める。コーヒー、窓を開ける、本を読む
2. 車で10分の通勤路で、浅間山・紅葉・雪道と季節を感じる。帰宅は18〜19時ごろ
3. 休みの日のお昼はほとんど自炊。買い物はツルヤやデリシアに2日に1回
4. 休日は温泉やサウナ、高崎へのドライブで気分を切り替える。車があると行動範囲が広がる
5. 春は道の駅、夏は庭のハーブ、秋は遠出、冬は雪かき。数か月に1回は始発で東京へ
軽井沢での暮らしは、毎日が特別なイベントの連続というわけではありません。むしろ同じ24時間の並べ替えに近いものです。起きる時間が少し早くなって朝にコーヒーと読書の時間が生まれ、通勤路で季節の移ろいを眺め、夜は星や虫の声を聞きながら家で過ごす。その一方で、冬の車内の寒さや雪かきといった、正直に言って大変なこともあります。
これから軽井沢での暮らしを考えている方へ、スタッフはこんな言葉を残しています。デジタルデトックスをして、色々な趣味を見つけられるチャンスかもしれない。家庭菜園などに興味がある人は、それができる環境やコミュニティを考えて暮らす場所を選ぶと面白い。そして、まだまだ行けていない面白いスポットがたくさんあるけれど、若い人は住むことにこだわらず、二拠点という関わり方もおすすめ、と。二拠点という暮らし方の始め方は、
軽井沢で二拠点生活の始め方2026で詳しくご紹介しています。
住んでみて事前のイメージと違ったこととして、スタッフが挙げたのは人とのつながりでした。東京より限られた人しか住んでいないぶん、コミュニティでのつながりが大切になる。軽井沢の1日は、静けさや自然だけでなく、そこで出会う人との関係にも支えられているのかもしれません。
この時間割が自分に合うかどうかは、想像するより一度過ごしてみるほうが早いはずです。数日でいいので、軽井沢の朝と夜を実際に体験してみてください。
軽井沢での暮らしの体験・ご相談はナルロワンへ
株式会社ナルロワンは、軽井沢エリアに特化した不動産会社です。軽井沢で10年以上、売買・賃貸・管理に携わってきました。この記事でご紹介したように、スタッフ自身も軽井沢で暮らしてきたからこそ、朝の冷え込みや冬の車内の寒さ、季節ごとの暮らしの変化まで、実感をもってお伝えできると考えています。
軽井沢の1日がどんなものかは、実際に過ごしてみるのがいちばんです。私どもナルロワンでは、短期宿泊「森泊」での滞在を、軽井沢の暮らしを知るための最初の一歩としてご提案しています。朝に窓を開けて森の空気を吸い、地元のスーパーで買った食材で夕食をつくり、夜は静けさのなかで過ごす。この記事の時間割を、そのまま体験していただけます。森泊にはペット同伴が可能な棟もあります。対象棟・利用条件はご予約前にご確認ください。
ナルロワンの強み:
・ 地元密着:スタッフ自身が軽井沢で暮らし、季節ごとの生活を知っている
・ 豊富な実績:移住・別荘購入のサポート多数
・ 森泊サービス:体験滞在から購入までワンストップ
・ アフターフォロー:購入後の管理・メンテナンスも対応
無料相談受付中:
・ 軽井沢での暮らし方・1日の過ごし方についてのご相談
・ 森泊での短期滞在体験のご相談
・ 「まず数日暮らしてみたい」という段階からのご相談
・ 軽井沢での働き方・生活リズムについてのご相談
まだ住むかどうか決めていない段階でも、もちろん大歓迎です。お客様お一人おひとりのペースに合わせて、責任を持ってサポートいたします。どうぞ安心してご相談ください。
軽井沢の暮らしを、もっとあなたらしく。
ナルロワンでは、宿泊施設「森泊」での短期滞在体験から、高品質な賃貸物件のご紹介、さらには理想の不動産購入まで、軽井沢での暮らしをトータルでサポートしています。
お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、理想の選択へと導くパートナーとして、心を込めてお手伝いさせていただきます。軽井沢での暮らしに関するご相談は、どうぞお気軽にご連絡ください。
▼詳しくは下記のサイト(画像をクリック)からお問い合わせいただけます▼
公開日:2026年10月19日 | 最終更新日:2026年10月19日
※本記事に記載の店舗情報・営業時間・価格は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各店舗の公式サイト・SNS・お電話にてご確認ください。